INTERVIEW 01
施工管理技士の資格取得もバックアップ
粘り強く経験を積んでいける人を求む!
工事部長1999年入社
福島県会津若松市出身
菅野 久幸
現場監督(施工管理技士)の統括をしています。そのため安藤建設が現在行なっている全ての建設現場を把握しています。現場監督とは安全と品質、予算を守りながら、工期までに建設を進めて行くのが仕事です。建築について幅広い知識と経験が必要なプロフェッショナル性を求められ、現場では建設会社の社長代理としての大きな責任も背負っています。そのような現場監督たちとの面談、ヒアリング等を行っています。
この仕事の魅力は、やはり自分が率先して作り上げたものが形になり、街にずっと存在するということでしょう。しかし正直にいえば、現場監督になる前にこの仕事の魅力は伝えきれません。経験を重ねていく過程にこそ、現場監督の面白さや魅力があると思います。建築はどんな物でも何もないところから作り上げるのですから、すべてを把握して指示を出さなければならないので現場監督は楽ではありません。そういう私もここまでいろいろと失敗しました。しかし、その経験が積み重なっていくと知識となり、難しい案件も挑戦できる力となる。プロとしての自信となります。
安藤建設は、約8割が横浜市内の案件である地元密着の建設会社です。木造建築からRC造、鉄骨造まで多種多様の現場を幅広く請け負える技術力は、大手ゼネコンにはない小回りの良さとして地域からも頼りにされています。特に大型木造の保育園などの施工実績があるのも強みです。
働く環境としては、資格取得などの手厚いバックアップ体制も整っています。現場監督は、建築施工管理技士の国家資格が必要です。安藤建設では補助金なども含めて、資格が取りやすい環境づくりを心がけています。現在、工事部に在籍している者でも当社に入ってから資格を得たものがいますし、横浜ランドマークタワー級の建物まで監督できる建築施工管理技士1級を持っている者がほとんどです。
最初は誰もが初心者です。仮に失敗しても「この仕事で飯を食っていくんだ」という気概があれば大丈夫。粘り強く経験を積んでくれるような人なら、私たちも全面的に応援します。
INTERVIEW 02
「外国人でも責任ある仕事を任せてもらえる」
その気持ちに応えたいと資格取得の勉強中
工事部2017年入社
ベトナム出身
グエン ベト クエ
ベトナムの大学を卒業すると同時に来日し、安藤建設に入社しました。入社のきっかけは、日本で働く友人です。「日本の建築技術は高く、道もきれい」という話を聞いて、興味を持ちました。来日して苦労したことは、やはり語学です。ベトナムでは3ヶ月ほどしか日本語を勉強してこなかったので、最初は言葉を理解するのも大変で、今でも日本人の名前は難しくて覚えにくいので困ります。
現在は現場で施工管理をしています。実は入社する時は、職人のように建築現場の作業を担当すると思っていたので、施工管理の仕事は予想外でした。仕事は毎日朝8時の朝礼から始まります。そこで当日の作業内容を説明してから、職人さんたちに持ち場へ入ってもらいます。施工管理の仕事は専門用語も多くいつも苦労しますが、建設の全般のことが学べるのが魅力です。現場で様々な職人さんと話ができるのも楽しいですね。
安藤建設のいい点は、外国人の私にも施工管理の仕事を任せてくれるところです。担当している建物の施工が終わると、スケジュールさえあえば少し長めの休みも取れるので、その期間を利用して里帰りもできます。働きやすい会社だと思います。
今後は、建築施工管理技士の資格を取って、さらなるスキルアップを目指したいと思っています。そのために空き時間などを利用しながら、資格取得のための教科書を開いて勉強しています。また、わからない日本語があった場合は、先輩に聞いたり、メモをしておいて、後でインターネットなどを利用して調べるのが日課です。
今のところ、安藤建設で外国人は私一人だけです。それは少し寂しいです。これから日本の建築に興味を持った外国人の同僚が、増えればいいと思っています。